2011年10月9日日曜日

銀時・杉田聖誕記念!!

 重い扉を開くとそこには青い空が広がっていた。
 きれいだなぁ……
 ここはいっつもそうだ。この空を見るためだけに生徒会長やってるってわけじゃないけど、これがなかったら……どうだろうな
 大きい音がたたないように気をつけて扉をしめる。といっても、今日はテスト前最後の日曜日だから校舎にも校庭にも体育館にも生徒はわたし以外誰もいないんだけど。先生達も会議中だから見つかる心配もなし!
「よし!」
 うまく閉まった扉を見て、笑みが浮かぶ。
 よくできた!
 振り返ってそのまま、まっすぐ屋上の端まで歩く。柵の向こうの、わたし達の街や、林とかが心持ち近くなっていく。
 ステキだなぁ…この街は
 最初は派手で煙草くさい街だなァって思ってたけど、ここに住む人達の不器用すぎる温かさに触れて、この街を綺麗と思うようになったのは……いつだったっけ?
 覚えてないな……いつの間にか好きになってたから
 一番端までたどりついた。
 柵越しに見るそれは美しい街……わたしに本当の意味での『美しさ』を教えてくれた街。
 もっと、近くでみたいな……
 邪魔だな……この柵は
 そう思ったら、視界が開けた。柵がなくなっただけで、今まで遠くに感じていた景色を、うんと近く感じた。
 あれ?わたしいつの間にか柵を乗り越えていたみたい。まぁ……いつものことだし、どうでもいいや
 大きく息を吸って、吐き出した。肺の中の空気を全部入れかえるくらいの気持ちで。どうしてだろう。ただ柵を乗り越えただけなのに、どうしてこんなに、世界が違うんだろう。   
 どうして……
 視線を落とすと、冷たいアスファルトが、無愛想にこちらをにらんでくる。ここは四階建ての校舎の屋上、つまり五階くらいの高さがある。落ちれば多分……。なのに―――
 どうしてわたしは怖くないんだろう……
 顔をあげて、もう一度空と街を見る。澄みきった、果てしなく高い秋の空にまだ眠ったままの街並みが映える。
 いい日だ。だからもういっそうのこと───
「オーィ。そんなとこでなにしてんの?」
 間の抜けた声を背中で聞いた。
「!!」
 後ろを振り返ると銀髪の天然パーマがそこにあった。よれよれの白衣。眼鏡。左手にジャンプ。そして右手にはたばこ。校内、禁煙なんだけどな……
「銀八……せんせ?」
 銀八先生……そっか、銀さんだったか。それなら……いっか
「あ……はは、見つかっちゃいましたね……」
 少し困りながら、笑った。
「見つかっちゃったじゃねぇだろ。そこでなにしてんだ」
 さっきと同じ質問をもう一度繰り返して、頭をかく銀さん。
 よかった。やっぱり銀さんだ。今のわたしの状況をみても、すぐに騒いだり、人を呼んだりしない。相変わらずけだるそうにしてる。それが嬉しかった。
「銀さんこそなにやってるんですか?今は職員全員での会議中のはずでしょ?」
「あんなもんわざわざ出るわけねェだろ。サボタージュだよ。サボタージュ。」
「銀さん……それ古いです。サボりって言わないと今を生きる現代っ子達には通じません」
「あっそ。それで?テメェは今まさに生きるのをやめようとしてるバカ娘ってわけか」
「……」
 何も言わなかった。正確には、銀さんの言葉を肯定もしなかったし、否定もしなかった。
「まずは落ち着け…つっても無駄みてぇだな。」
「そうですね。わたし、いたって冷静ですし。」
「こういうときは……アレだ。『なんでそんなことをォ!?』とか言って時間稼ぎするのか?」
「時間稼ぐって本人に伝えたら意味ないですよ。それに、銀さんはこの状況で不用意に人を呼ぶなんて野暮なことはしません」
 からかうみたいな言い方をした。
 銀さんと駆け引きできるのが楽しくて「ふふっ」と笑みがこぼれる。
「笑ってるし。こりゃお袋さんの説得より精神科医の診断のが必要だな」
「銀さんとお話できるのが楽しいんですよ。ていうか、わたしは立て籠った犯人じゃありませんし、銀さんは絶対人を呼んだりしません!」
「なんでそんなことわかるんだよ」
「わかりますよ。銀さんのことですから」
 また笑ってみせた。ここにきてはじめて、銀さんの顔が曇った。
「……お前ェ、もしかしてまだ―――」
「でもまぁ、銀さんにだったら教えてあげてもいいですよ?わたしが死んじゃってもいいかなって思った理由」
 「死」そう口にした時、少し驚いた。
 そっか……わたし死んじゃうつもりだったんだ。
「……どーせテスト勉強に疲れたーとかそんなんだろ。これだから現代っ子は打たれ弱いって言われんだよ」
「ふふっ、銀さんは根っからのアナログ派ですもんね。でも、現代っ子もなかなかに必死なんで、許してあげてください?」
 そこまで言い終わると、わたしは視線を銀さんから視界いっぱいに広がる街並みへと移した。
 そして、自分のペースで少しずつ、こころの中の想いを言葉にへと変えていく。
「わたし……この街が好きなんです。みんな無駄なくらいに全力で生きてて、どんな時だってバカみたいに真っ直で。とても……美しい街です」
 後ろで銀さんが頭をかくのがなんとなくわかった。
「バカみたいじゃなくてアイツ等は本当にバカなんだよ。そんなバカを美しいたァ、お前もそうとうバカらしいな」
「銀さんも、でしょ?」
 なんだかんだいって、一番不器用に真っ直ぐに生きてる人がそう言ってるのが面白くて、ちょっと笑ってしまった。
「大好きなんです、この街が、学校が……銀魂高校が……」
「……話が用量を得てねェぞ。そんなものたちのなかで楽しく生きてるお前がそれをやめようとしてる理由はなんだ?簡潔に答えろ。じゃないとお前ェの国語の成績『1』な」
「なんか、国語の先生みたいですね」
「国語の先生だよ。一応な」
 『一応』って自分で言っちゃったよ
 わたしは肩をすくめると、話を戻した。
「……ここにいると、わたしの大好きなモノがよく見えるんです。街とか、学校とか―――」
 両手の人差し指と親指を立ててフレームをつくると、目の前の景色にそれをあてた。街、校舎、空、校庭、そして最後にふりかえって、銀さん。
 フレームの中の銀さんはめんどくさそうに話を聞いているように装ってるつもりなんだろうけど、いつもは 死んだ魚みたいな目が真剣さを帯びてるから、隠しきれていない。
 フレームをはずして、問いかけた。
「ねぇ銀さん、綺麗なモノって壊してみたくなりませんか?」
 わたしは、どんな表情をしているのだろう。笑ってるのかな?もしかしたら、なんの表情も浮かべてないのかもしれない。
「やってはいけないことほど、やってみたくはなりませんか?」
わたしの口は問いかけをやめない
「死んだらどうなるんだろうって、一度だって考えたことないなんて言えますか?」
「……お前ェがそこから飛び降りても、お前ェが壊れるだけだ」
「わたしが綺麗なものたちを感じられなくなったら、それはわたしにとっては綺麗なものたちがなくなるのと同じものです。まぁ……綺麗だとは思わないものまでいっしょに消えてしまうのが難点ですけど」
 銀さんがあからさまに苦い表情をする。
「行っておきますけど、わたしは狂ってなんかいないし、病んでもいませんよ。ただ、人より好奇心が旺盛なだけで」
「……バカなマネはよせ」
「あれ?セオリーなんんて銀さんらしくないですよ?いつもみたいに奇策でわたしを止めてみてはくれないんですか?」
「……」
「残念。最期に銀さんがあっと驚かせてくれると思ったんですけど」
「……」
「じゃあ、これでお別れですね」
 わたしはくるっと振り返ると、下にアスファルトを確認してから目を閉じた。
「さようなら。最期に会えたのが銀さんでよかったです」
 身体を空へと傾けようとした。その時―――
 べちっ
 額でにぶい、というか間抜けな音がした。
「きゃっ」
 何?わたしがそうなるはずだったように落ちていくのは……スリッパ?
 ひらひらと落下するそれに思わず目をうばわれていると、不意に後ろから強い力で抱き寄せられ、その場にしりもちをつかされた。
「銀さん……」
 気がつくとわたしは銀さんの懐にすっぽりとおさまっていた。ちょうど、後ろから抱きしめられるような体勢になっている。
 そっか、銀さんはスリッパを柵をよけてわたしのおでこに当たるように山なりに投げて……。ずっと黙ってたのはわたしが後ろを向く隙をうかがってたんだ。
「あーぁ、負けちゃいましたね、わたし」
 肩を落としながらも、どこか安心している自分がいた。
 しかし銀さんは、わたしがすっかり自殺の意志をなくしたにもかかわらず険しい表情を続けている。そして、耳元でつぶやいた。
「……嘘つけ」
 銀さん、何言ってるんだろう?
 でも、銀さんの真剣なまなざしを間近で見れたのはちょっとラッキー
「嘘?嘘なんかついてませんよ。自殺しようとしたわたしを止めた銀さんの勝ちです」
 銀さんは首を横に振る。
 なんでだろう?銀さんがわたしを止めて見せたのは誰の目にも明らかなのに。といってもわたし達以外誰もいないけど
「そうじゃなくて。……お前がこの前、俺に「好き」って言ったあと「冗談だ」って笑ったやつ」
「―――!!」
 不意打ちに本心に触れられて、不覚にも一瞬視線を泳がせてしまった
 「しまった」と思ったときにはもう遅くて
「……やっぱり、本気だったんだな」
 ……バレちゃった
「それが原因でこんなことするほどヤンデレじゃありません。ただ……銀さんに出会ってなかったら、もっと早くこうしてたと思います」
 そう、わたしは一週間前に銀さんに告白した。もちろん、最初はそんなことするつもりはなかった。でも、銀さんのタバコ持つ指とか、それをくわえる唇とか、つかめない横顔をみていたら、感情に体の自由をうばわれていた。
 銀さんはわたしのすぐ傍らでため息をついた。
「あんなもん愛の告白のうちに入るかよ。二人きりで、なんとなくお互い黙りあったからって、藪から棒に『先生、好きです』とかいいやがって」
「……ごめんなさい」
「謝らなくていい。そのかわり、その場の雰囲気とかじゃなくて、ちゃんと聞かせろ。今度ははぐらかさないでちゃんと聞いてやる」
 銀さん……
「はじめて……だったんです……」
 消えそうな声で話すのがやっとだった。
「はじめて、『壊したくない』って思ったんです……、『ずっと大切にしたい』って」
 がんばって、がんばって、言葉を紡ぐ。
「……おかしいですよね……?特別なにかされたわけでもないのに。思わせぶりな態度とられたわけでもないのに」
 本当におかしい。どうかしてるよ。相手にもしてもらえなかったあの時、きっぱり諦めるって決めたのに、今、胸が張り裂けそうなほど痛い―――
「ただとなりにいることを、こんなにも大切にしていたなんて」
 泣いちゃダメ……
 今泣いたら、銀さんが責任感じちゃう。そんなこと、絶対にダメ
「……はぐらかしたのは、悪かった……」
 ほら、今だって声のトーンが暗い。哀愁がある銀さんの低い声も素敵だけど、わたしのせいで銀さんが悲しい想いをするのはイヤ
 わたしは明るく話そうと努力した。
「いいんです。あたりまえです。だって、銀さんは先生だし、わたしは生徒だし。……ずっと、しまっておかなきゃいけない気持ちだったんです。そうすれば、せめて卒業するまではとなりにいれたのに……」
 でも、ムリだった。
 抑えようとすればするほ涙がたまっていって、ついにそれは大粒の雫となってわたしの目からこぼれ落ちた。
 ヤダ……なにやってるんだろう、わたし。
 銀さんは何も言わない。
 わたしの思いの重さに困っているのか、どんな言葉をかけるか迷っているのか。
 わからない……
 銀さんの顔をみることができなかった。
「ごめんなさい……、困らせちゃってごめんなさい……」
 涙は、一度こぼれ落ちてしまったが最後。あとからあとからどんどん溢れてきてとまらない。
「……っ、好きになって……ごめんなさい……」
 わたしは「ごめんなさい」何度もくり返した。それ以外の言葉が出てこなかった。
 すると、銀さんが何かを言おうとしたのが、耳元に感じるかすかな吐息でわかった。しかし、言いかけては止まり、言いかけては止まりでなかなか形にならない。
 迷うたびに耳にかかる吐息ががくすぐったくて、また愛しさがつのる。
 これ以上、好きになりたくないのに―――
 銀さんを押しのけようとした時、銀さんがわたしを抱きしめる腕にぐっと力が入った。
「……好きだ」
 ため息にも似たそれが、たしかな熱をもって耳をやさしく撫でた。
 頭の中が真っ白になった。
 そのかわり胸の奥が、重く、熱くなる。
 ゆっくりと顔をあげた。
 すぐそばで銀さんの瞳がゆらゆら揺れ動いている。
 まだ、迷っているのかもしれない。
「壊せるもんなら壊してみろ。この気持ちは、お前への思いは、誰にも壊せねぇ。たとえお前でも壊せやしねぇよ」
 それでも口調だけは強気だった。
「なぁに、強度だったら誇れるぜ。なんてったって厳しい耐久テストを何度もくぐり抜けてきてんだからよ」
「……?」
 銀さんが何を言いたいのかわからず、わたしは首をかしげる。
 すると銀さんは不服そうに少しだけ目を細めた。
「俺自身が、何度壊そうとしても壊せなかったってことだよ。」
 言ってから照れてしまったのか目を伏せ、ぼそっと「言わせんなコノヤロー」とつぶやいた。
「銀さん……」
 ようやく口を開いたわたしに、銀さんは一瞬びくっと震えた。
「あァ?」
 強気に相槌をうつけど、やっぱり隠しきれてない。
 わたしは今日はじめて心の底から微笑んだ。
「銀さん、かわいい……」





「告白したってことは……銀さん、わたしと付き合ってくれるんですか?」
 わたしたちは柵の内側に戻った。銀さんはわたしを抱えて軽々と柵を乗り越えた。(本当は自分で柵をよじ登ろうとしたんだけど、「男の前でスカートで大股開くな」と怒られてしまった)
「まぁ、お前が無事アイツ等といっしょに卒業できたらな」
 さっきの動揺はどこへやら。飄々とした態度に戻って銀さんは言う。
 にしても、みんなといっしょか……。あのはちゃめちゃクラスが『無事』卒業だなんてありえるのかな?
 でも、みんなといっしょなら残りの高校生活、楽しくないわけがない……!
 と、それはそれでいいとして
「ホントーに付き合ってくれますか?絶対に?」
「そんなに心配なら胸がデカくなるエクササイズでもしとけ」
 むっ!そーいうこというんだー
 だったら、わたしにもそれなりの態度をとろうじゃないか
「……わかりました。卒業するまでに絶対今よりいい女になってみせます。ダイエットがんばって、甘いものも我慢して、ムチプリになってみせます。そのかわり……」
 わたしは銀さんの白衣の袖をひっぱってムリヤリ銀さんの顔をわたしの顔に近づけた。
「銀さん、わたしにキスしてください」
「なっ」
 銀さんはくわえていたタバコを口からぽろっとおとした。
「さっきの言葉が、わたしを思いとどまらせるための出まかせじゃなかった証拠をください。今キスしてくれれば、二回目のキスは卒業式まで我慢します」
 わたしは目を閉じた。
 そして待った……
 待つ
 …待つ……
 ……待つ…………
 すると、銀さんの声が急にかん高くなった
「なにやってるアルか?」
「え?」
 目を開くと、そこには神楽ちゃんと新八さんが不思議そうにわたしを見ていた。
 えーっと、これはつまり……
 自分の手を見ると、そこには白衣だけが残っていた。
 あわてて辺りを見回しても銀さんはどこにもいなかった。
「ねぇ!銀さん見なかった?!」
「銀さんなら、僕らがここに来る途中ですれちがったよ。あわてて走っていったから変だとは思ってたんだけど、なにかあったの?」
「……ううんなんでもない」
 やっぱり、でまかせだったか……
 もぬけの殻になった白衣をぎゅっとにぎりしめた
「それにしても、あんな銀ちゃんはじめてみたアル」
「ほんとだよね。こっちの世界の銀さんとは思えないくらいのスピードで駆け抜けて行ったし」
「顔もゆでだこみたいに真っ赤だったアル」
「!!」
 銀さん……
 白衣を抱きしめるように持った。かすかにタバコのにおいがするそれには、まだぬくもりが残っていた。
 やっぱりかわいい……
「なにニヤけてるアルか?なんか気持ち悪いネ」
 そういわれてちょっと恥ずかしくなったのを、モード生徒会長を発動させて隠した。
「うるさい。あなたたちこそ、こんなところでのんびりしててもいいの?連休明けたらすぐにテスト週間よ。ただでさえ3Zは校長に目をつけられてるんだから、ちゃんと勉強しないと」
 新八さんをちょっとおびえさせてしまったけど、ささいなことだ。それに比べて神楽ちゃんはケロッとしてるから、やっぱり女子は強い。
「イヤ、それもそうなんだけど……」
「今日は銀ちゃんの誕生日だからお祝いしにきてやったアル!」
「誕生日?銀さんの?」
「あれ?知らなかったの?」
「なんか銀ちゃんのことならなんでも知ってそうだったから以外ネ」
 初耳……
 銀さんそんなこと一言も行ってなかったよ?
「誕生日プレゼント要求してきてもおかしくなさそうなのに。クラス全員から一個ずつパフェおごらせるとか……」
 わたしのもっともらしい言い分に新八さんは笑った。
「たしかにあの先生ならやりそうだけど、でも結局は、なんだかんだいって祝ってもらうのが照れくさいんだよ」
「そっか……、そうだよね。照れ屋なところもあるんだもんね」
 わたしは白衣を愛しいモノのようにみつめた
「そうアル!やっぱり銀ちゃんのことよくわかってるネ!」
 「わかるよ、銀さんのことだから」そんな言葉をのみこんで駆け出した
「あっ、どこ行くネ!?」
「銀さんに誕生日プレゼント渡してくる!!」
 新八さんは「え?」とハテナマークを浮かべた。
「誕生日って今さっき知ったのに、何プレゼントするつもり?」
「ダメガネにはひみつー!」
「誰がダメガネだアアア!!!モノローグでは『新八さん』だったからようやくいい扱いが来たと思ってたらかなり古いあだ名ひっぱりだしてきたよォォ!?」
「まぁまぁどうしようもないダメガネ。ここは早く行かせてあげるアル」
「なんかどうしようもないがトッピングされてるんですけどォォ!??……って、神楽ちゃんは彼女が銀さんになにをプレゼントするのか知ってるの?」
「女のカンをあなどっちゃいけないネ」



 公舎内を探し回って、ようやく銀髪天然パーマのうしろ姿を見つけた。
「銀さん!」
 声をかけると、銀さんはすぐ振り返って「見つかった!」という顔をした。銀色の髪からのぞく耳がどことなく赤い。
 どんな顔するのかな……?
 胸のいっぱいに満ちた期待のせいで軽くなった足で駆けて行く。そして、銀さんめがけて両手を広げて跳び跳ねた。
「Happy Birthday!!」



-END-





編集後記
というわけでハッピーバースデー銀さあああああああん!!!!!!!!!!!!!
今年も来ました坂田銀時・杉田智和聖誕祭!!!!!
一年に一度、銀時及び杉田クラスタがこの世のものとは思えぬあLOVEりをみせるこの二日間!!!
とにかく銀さんおめでとー!!!
生まれてきてくれてありがとー!!!!!
大ッ好きだああああ!!!!!!!

~あLOVEりはツイッターへ続く~

自己紹介

自分の写真
史実(幕末・戦国専門)と銀魂とBASARAで星を廻す高校生です!

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